マイラスト その一
- 2008/05/25(日) 21:41:33
今、某国某所でビスポークで靴を作っています。
伝統的な英国的なところで作っている訳ではないので、
ビスポークというのが適当かどうかは分かりませんが、
とりあえず、フルオーダーで木型(ラスト)から作ってもらってます。
その小さな工房は、主に足に問題がある人向けに靴を作っているらしく、矯正用の靴が多くあります。
オールデンなどもこうした矯正用の靴を作っていたので、
別にオーダーメードの靴屋としては不思議ではありません。
ある日私が寂れた小道を歩いている時に、
Bespoke Shoesと消えかかったペンキの文字が
家の壁に書かれていたのを見つけたのが始まりでした。
人が住んでいないかも知れない程古い、お店ではない普通の家でした。
結局その時は、結局ベルを鳴らさなかったのですが
後日思い切ってベルを鳴らしてみました。
反応はしばらくなかったので、帰ろうとしたところ
中からおじいさんが出て来ました。革のエプロンをしています。
(大体靴の職人さんは革のエプロンをしている気がします。
少なくとも私がこれまで見てきた人はよくしてました。)
『なにか用か?』とおじいさんが言うので、
とりあえず『ちょっと靴に興味があって、、、』と無難な返答をしたところ『中にどうぞ』と家の中に招かれました。
不安な気持ちになりながら通路にも革が置いてある小さな家に通されました。
続く
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